最近の自転車


大学構内に備品として存在する自転車を発見した.
しかも電動アシスト付き自転車.結構新しい感じ.しかもそれが,情報処理棟の前に.どういう経費で購入されるのか,実に興味深い.
最近の電動機付き自転車は,随分まともな見た目になったと思う.ただ,出力調整パネル(というのだろうか?種種のスイッチが付いている部分)が相変わらず野暮ったいデザインで,もう少しかな,というところ.
以前のものは完全に「胴の長いママチャリ」といった感じで,若年層への訴求力に大いなる不安を感じていたのだが,そろそろ新規市場を開拓するつもりかもしれない.
最初は主婦や高齢者への普及を第一に考えていたのだろう.というか,実際そちらの層に売れるものだろう.子供に与えるにはまだ価格が高過ぎるだろうし,動力付きという危険性が考慮されるかもしれない.若者は,安い普通の自転車を買うか,原付を買うだろう.


先日自分の自転車を修理に出して,今は代車を借りているのだけれど,ライトの電源がダイナモの奴である.一般に普及している自転車を見ると,未だにこのタイプのライトが圧倒的に多い.何故わざわざ,明かりの電力を人力で調達しなければならないのか.私には謎である.
中には前輪に仕掛けが為されていて,暗くなると自動でスイッチが入る自家発電式のライトも存在する.あれって,多分簡単には外せない.電池式のライトへの切り替えは,おそらく困難である.私は呪い付き自転車と呼んでいる.
一応書いておくけれども,夜中の非灯火運転を推奨する気は全く無い.どうして電池式にしないのか,という疑問である.
夜盲症で夜は運転しないと言うのなら分かる.他の原因というと,盗難防止くらいしか思いつかない.鍵付きの電池式ライトが売られていないのは(きっとどこかには売っているのだろうけど,普及していないのは),疑問である.